木造住宅の空き家問題についてのニュースや記事を多く見かけるようになりました。
現在の新しい住宅は、環境に対して余計な資源を使わなくてもいいように『省エネ化・長寿命化』が進められています。
そこで、住宅を長持ちさせるにはどのようなことをすればいいのでしょうか?
日本の多くの住宅は木造で建てられているので、木造住宅について長持ちさせる方法を紹介していきたいと思います!
木造住宅を長持ちさせる5つの方法
- 耐久性のある建材の選定
- 適切な設計
- 防水と気密性
- 定期的な点検とメンテナンス
- 防蟻対策・通風
耐久性のある建材の選定
・耐久性のある木材を選びましょう。耐腐食性が高い木材や防腐処理済みの木材を使用すると、耐候性が向上します。
・木材の品質に注意し、建材の選定に専門家のアドバイスを仰ぎましょう。
適切な設計
・建物の設計は、長寿命化に重要です。屋根の勾配や換気システムの設計、周囲の排水システムなど、環境条件に合った設計が必要です。
・地震や自然災害に対する耐震化や台風対策など想定される災害に対応できるような設計が重要です。
防水と気密性
・適切な防水と気密性は、木材を守り、結露や湿度の影響を軽減します。外壁や屋根の防水材の選定と定期的な点検が必要です。
定期的な点検とメンテナンス
・木造住宅は定期的な点検が不可欠です。屋根、外壁、窓、ドア、配管、電気系統などの部分を定期的に点検し、必要な修繕や交換を行いましょう。
・塗装の定期的な更新は木材の保護に役立ちます。
・特に外部にさらされる屋根や外壁の定期的な点検・メンテナンスが重要です。10~15年おきの塗装やメンテナンスがおすすめです。
防蟻対策・通風
・蟻や害虫からの保護が必要です。木材保護剤や防虫塗料を使用し、プロの業者による定期的な害虫駆除を検討しましょう。
・木造住宅の通気は、湿度のコントロールにとても重要です。定期的な通気を行うことで、室内の湿度を管理しましょう。
以下に『外壁塗装について』まとめた記事があるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください!
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まとめ
今回は、木造住宅を長持ちさせる5つの方法についてまとめました。
家を建てる前の設計や建材の選定から建てた後の点検や塗装などのメンテナンスまで長く家を大切に扱うことが重要になります。
定期的なメンテナンスを行うことで、設備機器の不具合の防止や故障の初期発見につながるので修繕費用の節約にもつながります。
古くなった建物もしっかりとした修繕で再生させることも可能です。
弊社は、今までの戸建てリフォームのノウハウを活かして古くなった家を再生させる事業も行っております。相続した家でのお悩みなどがあればお気軽にご連絡ください。