
玄関は「家の顔」とよく言われます。
来客の第一印象が決まるだけでなく、毎日の出入りで必ず触れる場所。
ただ、築年数が経ってくると、
・ドアが重くて閉まりにくい
・鍵が古くて防犯面が不安
・隙間風が入って冬が寒い
・見た目が古く感じる
といったご相談が非常に多くなります。
特に熊本では、地震の影響で“ドア枠の歪み”が生じているお宅も少なく、「閉まりが悪い」「鍵がかからない」という声が後を絶ちません。
そこで最近急増しているのが
玄関ドアの「カバー工法」リフォーム です。
壁を壊さず、既存の枠に新しい枠をかぶせて取り付ける工法で、
工期1日・費用が抑えられる・仕上がりが綺麗 と三拍子そろった人気の工事になります。
今回は、一級建築士として熊本でリフォームを多く手がける立場から、
従来工法との違い・交換理由・相場費用・メリット デメリット までしっかり解説します。
- 目次
玄関ドアの交換は『カバー工法』が主流?

近年の玄関ドア交換では、従来の“枠ごと外す大工事”より、圧倒的に 『カバー工法』 が選ばれています。その理由として以下のことが挙げられます。
- 壁を壊さないから工期が短い(約1日)
- ドア廻りの解体費や復旧費用が不要でコストが抑えられる
- 断熱性・防犯性が大幅に向上
- デザイン性が豊富でイメージがガラッと変わる
そのため、リフォーム工事として非常に相性が良い工法になります!
カバー工法とは?仕組みと従来工法との違い

カバー工法とは、既存のドア枠を残したまま、新しい枠を“かぶせる”工法 のこと。
▼ 従来工法(枠ごと交換)
- 既存枠を壊す
- 壁やタイルも部分的に撤去
- 左官・補修が必要
- 工期2〜3日
- 費用が高い
- 振動音が大きい
▼ カバー工法
-
- 既存枠を壊す
- 既存枠の上から新しい枠を設置
- 左官玄関ドアを設置し、工事完了
- 工期1日で完了
- 費用が安い
玄関周りを壊さないので、生活への負担も非常に少なく済みます。
熊本のリフォーム現場で多い交換理由
熊本でのご相談内容は以下が多い印象です。

- 地震後のひずみで閉まりが悪い
- 鍵が古く、防犯性が心配
- 段差の解消断熱性の弱いアルミドアで、玄関が冬場に寒い
- 色褪せなどしてきたため、見た目を新しくしたい
特に地震の影響から、
「ドアが最後まで閉まらない」「鍵のかかりが悪い」 という相談は今も多く、カバー工法で大幅に改善できます。
玄関ドアカバー工法の費用相場

熊本県内での相場を、実務ベースでまとめます。
| 商品グレード | 費用の目安(工事費込) |
|---|---|
| アルミドア(YKK / LIXIL) | 25〜40万円 |
| 断熱ドア(D2〜D4) | 40〜55万円 |
| 高性能断熱タイプ | 60〜80万円 |
| 採風タイプ | +1〜3万円 |
| 電子錠(ポケットキー等) | +3〜5万円 |
| 枠の歪みが大きい場合の調整費 | +5,000〜20,000円 |
※サイズ・仕様・現場の状況で変動あり
※大幅な特注仕様は別途
25〜40万円の価格帯が最も問い合わせが多く、カバー工法ならではの「コスパの良さ」が伝わります。
カバー工法のメリット・デメリット
■ メリット
・工事が早い(1日)
・壁を壊さないから仕上がりが綺麗
・総額が抑えられる
・騒音・粉塵が少ない
・断熱・防犯性能が大きく向上
・バリエーションが豊富



