耐震診断とは、住んでいる住宅の耐震性を調べるために行うサービスになります。耐震診断士の資格を持つ建築士が家の外部・内部の状況や筋交い等を図面で確認して診断していきます。
耐震診断が必要な分かりやすい目安として、木造住宅の場合は『着工が200年(平成12年)以前』かどうかが一つの基準となります。2000年には建築基準法改正に加え、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が施行されたからです
今回は、その耐震診断を行うことのメリットについて解説していきます!メリットについて知りたい方は是非参考にしてみてください!
- 目次
耐震診断を行うメリット5選
- 家の安全性を確認できる
- 将来の地震に備える
- 住宅の価値向上
- 地震保険料の割引
- 長寿命化
家の安全性を確認できる
耐震診断は、あなたの住宅が地震に対してどれくらい安全かを確認する手段になります。木造住宅であっても、年月とともに損傷が生じることがあります。
耐震診断を行うことで、構造の問題や補強が必要な箇所が明らかになり、家の安全性を確保できます。
将来の地震に備える
地震は予測が難しく、突然襲ってくる自然災害です。耐震診断を受けることで、将来の地震に備え、家族や財産を守るための対策を講じることが可能です。
早めの診断により、必要な補強や改修を行うことで、被害を最小限に抑えることができます。
住宅の価値向上
耐震診断を実施し、必要な補強や修理を行うことで、住宅の耐震性が向上します。これにより、将来的な不動産価値の維持や向上が期待できます。
また、将来の買い手が安心して購入できるようになり、リセールバリューも向上します。
地震保険料の割引
耐震診断を受けた家は、地震保険の保険料が削減される可能性があります。耐震補強が施されていると、保険会社は被害リスクを低く見積もり、その結果として保険料が下がることがあります。
例えば、東京海上日動の地震保険では、耐震診断割引として保険料の10%の割引があります。
保険料が割引されて安くなるとお得ですよね!
参考URL:保険料と割引制度 | 地震保険 | 東京海上日動火災保険 (tokiomarine-nichido.co.jp)
長寿命化
耐震診断とそれに基づく適切な補強や修理は、住宅の寿命を延ばす効果があります。定期的な診断とメンテナンスにより、木造住宅を長期間安全に住み続けることができます。
耐震診断を行うタイミング
耐震診断を行うタイミングとして以下の5つが挙げられます。
- ・住宅の築年数が経過したとき
- ・増改築などのリフォームを行うとき
- ・地震に対して我が家の耐震性が気になったとき
- ・耐震補強工事に関する補助金を利用したいとき
- ・自宅の売却を検討してるとき
リフォーム工事に合わせて耐震診断を行うことで、家の耐震性を知ることができ、安心して住み続けることができるようになります!
また、耐震診断の流れや費用についてまとめた記事もありますので、気になる方は是非こちらもご覧ください!
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まとめ
「耐震診断を行うメリット5選」について解説をしてきました。
耐震診断を行うことで、家の耐震性を把握することができ、補強が必要かどうか知ることができます。
耐震補強工事によって、適切な補強工事をすることで安全に長く住み続けるようになると安心ですよね!
また、自治体によっては、耐震診断や耐震補強工事に補助金が利用できるので、そのような制度の活用もおすすめします!
弊社は、工務店と建築士事務所の両方を兼ね備えておりますので、耐震診断~耐震補強工事まで一貫して行うことができます。
耐震診断のみのご依頼も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!