
2月前半になりまずが、厳しい寒さが続いていますね。。
前回のブログでは冬の寒さや結露対策についてお話ししましたが、
今回はもう少し広い視点で**「お家の健康状態」**について考えてみましょう。
「最近、建てた時より床が沈む気がする」
「外壁の汚れが目立ってきたけれど、まだ大丈夫かな?」
そんな風に、築年数が経つにつれて「なんとなくの不安」を抱えている方は少なくありません。
実は、お家も人間と同じで「定期健診」が不可欠です。
今回は、菊陽町や近隣エリアで多くの施工に携わってきた私たちが、
**ご自身でもできる「お家の点検ポイント」**を5つの項目に分けて解説します。
- 目次
- 外壁・屋根:家の寿命を左右する『防水の要』
- 床下・シロアリ:見えない場所で進む『家の空洞化』
- 水廻り:突然のトラブルを防ぐ『配管チェック』
- 建具・窓:日々のストレスに隠れた『歪み』のサイン
- 耐震性・断熱性:目に見えない『安心・快適』
- まとめ
外壁・屋根:家の寿命を左右する『防水の要』

一番最初にチェックしていただきたいのが、雨風にさらされている『外装』です。
✅セルフチェックポイント
・チョーキング現象: 外壁を指で触ったとき、白い粉がつきませんか?これは塗料の防水機能が失われているサインです。
・ひび割れ(クラック): 髪の毛ほどの細いヒビなら急ぎませんが、名刺が入るくらいの隙間がある場合は要注意。そこから雨水が侵入し、構造体を腐らせる原因になります。
・コーキングの劣化: 窓枠や壁の継ぎ目にあるゴム状のパーツがひび割れていたら、浸水の入口になってしまいます。
特に熊本県地区の住宅は台風の影響も受けやすいため、
屋根の瓦のズレや漆喰の剥がれも、双眼鏡などで遠くから確認してみることをお勧めします。
床下・シロアリ:見えない場所で進む『家の空洞化』

普段目にすることのない床下ですが、実はここが家の強度を支える心臓部です。
✅セルフチェックポイント
・床のブカブカ感: 特定の場所を踏むと沈む感じがする場合、下地が腐食しているか、シロアリの被害に遭っている可能性があります。
・羽アリの発生: 春先に黒い羽アリを見かけた記憶はありませんか?羽アリの可能性があります。
・湿気とカビ: 押し入れの奥がカビ臭い場合、床下の通気が悪くなっているサインかもしれません。
窓シロアリ被害は「気づいた時には手遅れ」というケースが最も多いため、
築10年を超えたら一度専門的な点検を受けると安心です。
弊社で浴室リフォーム工事で解体を進めたところ、
浴室入口の柱・土台がシロアリ被害に遭っていたケースもあります。
シロアリは湿気がある箇所を好みますので、
特に水廻りや玄関廻りの被害が多くなります。
水廻り:突然のトラブルを防ぐ『配管チェック』

キッチン、浴室、トイレなどの水回りは、毎日使う場所だからこそ劣化が早いです。
突然の漏水や故障に備えましょう!
✅セルフチェックポイント
・排水のスピード: 「最近流れが悪いな」と感じるのは、配管内に汚れが蓄積している証拠です。
・接合部のにじみ: シンクの下を覗いてみてください。じわっと濡れていたり、変色していたりしませんか?
・タイルのひび割れ: 在来工法の浴室(タイル貼り)の場合、ヒビから水が漏れて土台を腐らせていることがよくあります。
水廻りのトラブルは毎日の生活に直結するため、定期的な点検が大切になります。
建具・窓:日々のストレスに隠れた『歪み』のサイン

「ドアが閉まりにくい」
「鍵がかかりにくい」……
これらを単なる「古さ」だと思っていませんか?
実はこれ、家全体がわずかに傾いていたり、重みで歪みが生じたりしているサインであることがあります。
✅セルフチェックポイント
・勝手口の立て付けが悪くなった
・特定の部屋の戸だけが重い
・窓を閉めても隙間風が入る
これらは調整だけで直ることもあれば、
構造的なメンテナンスが必要なケースもあります。
毎日触れる場所だからこそ、違和感をスルーしないことが大切です!
耐震性・断熱性:目に見えない『安心・快適』

最後は、見た目ではなく「性能」の点検です。 築20年、30年と経つと、当時の建築基準と現在の基準では大きな差があります。
・耐震性: 1981年(昭和56年)以前の建物はもちろん、それ以降でも現在の耐震基準に満たない場合があります。
・断熱性: 冒頭で触れた「冬の寒さ」は、断熱材の劣化や不足が原因になります。
「今のままでも住めるけれど、もっと快適に、もっと安全に」という視点で、
今の住まいを見直してみましょう。
まとめ|大切なのは「早期発見・早期治療」
お家の点検は、決して「リフォームを強要するもの」ではありません。
むしろ、大きな工事が必要になる前に、小さな修繕で済ませるための予防策です。
もし、ご自宅で気になる箇所がありましたら、お気軽にご連絡ください!
「こんな些細なことで呼んでもいいの?」というご相談こそ、大歓迎です。
プロの目で一度しっかりチェックすることで、これからの10年、20年の安心を手に入れませんか?
次回は、
👉 点検後、どうすればいい?『リフォームの優先順位』の決め方
についてご紹介します。
また、気になる箇所がある方は、お電話やHPからお気軽にご相談ください。



